第10話「緊急お手当て!メガビョーゲンがいっぱい!?」

 2020/4/8 2:10   2020/4/20 6:29

間違ってもいい。反省できれば。

一生懸命行動しても間違ってしまう場合があります。
そんなときに素直に反省できるかどうかは、
その後の成長できるかどうかに絡んでくると思います。
今回のプリキュアを見ながら、そんなことを考えました。

校外学習で、朝、駅で待ち合わせをするのどか。
到着したちゆに、電車ででかけるのが初めてなので、
楽しみで1時間も前に来てしまったと話します。

のどかは電車に乗ったことなかったんですね。。
それはさすがに驚きです。
自分は都心に住んでいて車も持っていないので、
子供の頃から電車に乗っていましたが、
地方だと車文化、ましてや入院生活の長かったのどか
ですから、そういうこともあるのかもしれません。

出典:「ヒーリングっど♥プリキュア」第10話
©ABC-A・東映アニメーション

通りかかったおばあさんが小銭をぶちまけ、
それを拾うのどか。
そこに自転車が通りかかり、
ちゆはのどかにぶつからないように誘導します。
早く助けたいのはわかるけど、
もう少し周りを見ようと話すちゆ。

のどかは危なっかしいところがありますね。
気持ちに体がついていかないと言いますか、
入院生活が長かったからというのもあると思いますが、
性格によるものとあるのだと思います。
気持ちが強いがあまり、まず行動してしまう。
のどかのこの性格は、今回は後半にも出てきます。

そこにひなたも到着。
おばあさんが落としてしまったお守りを側溝から見つけます。
ひなた、ナイスプレーです!

ところ変わってビョーゲンキングダム。
シンドイーネとグアイワルは
どちらが優れているかでもめています。
めんどくさく、その場を離れるダルイゼン。

今日は初めて三人での出撃となりました。
いつもこの調子で全員でさっさと地球をむしばんでいけば、
もっと早くキングビョーゲンを復活できるのでは…
というのは野暮ですね。

出典:「ヒーリングっど♥プリキュア」第10話
©ABC-A・東映アニメーション

三人で電車に乗り、外の様子にはしゃぐのどか。
当たり前ですが、ひなたはプリキュアであるこの三人で
行動するようになりましたね。
ひなたには他にも仲の良い友達がいる様子が
描かれていましたが、
いまではこの三人で行動することが多いようで。
他の友達とはその後関係はどうなっているのか
ちょっと心配です。。

のどかの家に集まっているヒーリングアニマルたち。
何かあったら大変だと、ラテも含めて、
校外学習先のガラス美術館に行き、のどかたちと合流。

空を飛べるヒーリングアニマルはともかく、
ラテはどうやってあそこまで行ったのでしょうか。。
一人だけ走らされたのか。。王女様なのに。。

ガラス美術館に現れたグアイワル。
光のエレメントを捕らえて、メガビョーゲンを出現。
作品がどんどんとむしばまれていきます。

出典:「ヒーリングっど♥プリキュア」第10話
©ABC-A・東映アニメーション

またラテ様は調子が悪くなってしまいました。。
すぐに調子が悪くなるラテ様は
足手まといだなと思っていましたが、
ただ、自らの身をもって民衆に危機が迫っていることを
伝えていると考えると、
やはりラテ様は王族の使命を果たしているのかもしれません。
ラテ様、失礼いたしました。。

プリキュアに変身して対抗する三人。
作品を心配して立ち尽くすガラス職人に、
キュアグレースは、大切な作品は私たちが守りますと話し、
外に誘導します。

先週も書きましたが、初めてプリキュアが
一般の人と会話しましたね。
この後もプリキュアとして一般の人と交流していく
シーンはあるのでしょう。
プリキュアは怪物から人々を助ける存在として
認知されていくのでしょうか。

そしてこのシーン、キュアグレースは
私たちが守ると約束しています。
気持ちが先行するキュアグレースは、
この約束が自分を縛ってしまったように感じました。

メガビョーゲンとの戦闘中、
ラテの様子がおかしいことに気づくプリキュア。
ラテから話を聞き、他の二か所にも
ビョーゲンズが現れたことがわかります。
キュアグレースの提案で、三人分かれて戦うことに。
キュアグレースはガラス美術館に留まり戦いを続けます。

出典:「ヒーリングっど♥プリキュア」第10話
©ABC-A・東映アニメーション

ラテ様、いつも以上に調子が悪くなってしまっています。
我らが民衆のために申し訳ございません。。

作品を傷つけまいと気を遣いながら戦うキュアグレース。
どうしても動きが鈍くなってしまい、思うように戦えません。
一方、キュアフォンテーヌとキュアスパークルも
メガビョーゲンと戦い始めますが、
出現から到着まで時間がかかったことで、
メガビョーゲンが成長してしまい、
一人で戦うには手に負えないくらい
強くなってしまっています。
ラビリンは、キュアグレースに、
まずはこの場を離れて、
出現が遅い一体を三人で倒すように提案しますが、
どうしてもこの場で作品たちを守りたい
キュアグレースはこれを拒否。
戦闘を続けますが、やはりうまくいきません。
そこに戻ってきたキュアフォンテーヌとキュアスパークル。
メガビョーゲンを外に連れ出し、浄化します。
三人で次のメガビョーゲンに向かう途中、
キュアグレースはあのまま一人だったら
守り切れなかったとラビリンに謝ります。

出典:「ヒーリングっど♥プリキュア」第10話
©ABC-A・東映アニメーション

このシーンは今回の作品の中でもけっこう
重要なところかと思いました。
今回のお話ではプリキュアが一般の人と
会話するシーンがありましたが、
今後もプリキュアは怪物から人々を守る
ヒーロー的な存在になっていくのではと思います。
そんな中、キュアグレースは自らの判断で、
一人で戦うことにしたわけですが、
結果としてそれは失敗でした。
つまり、キュアグレースは自分の判断で
他人を危険にさらしたわけです。
プリキュアは強大な力を持ちますが、
それと同時にビョーゲンズから地球を救う
という責任も持ってしまいました。
そして彼女たちが判断を誤れば、人々が、地球が、
より危険な目にあってしまうわけです。
今回のテーマはお医者さんだと思いますが、
まさにお医者さんと同じような立場に
プリキュアたちがいることになります。
今回、そこまでキュアグレースが自覚していたかは
描かれていなかったように見えましたが、
今後、自分の責任の大きさに
戸惑う彼女たちが描かれるかもしません。

ちなみに、気持ちが先行するという点では、
のどかとひなたは似ているような気がします。
反省はしますが、それでもやはり気持ちが
前に行ってしまうというところも似た者同士かと。
その点、ちゆは冷静な判断をしていますが、
正しい手順をふもうとするあまり失敗することも
あるのではと考えます。
例えば、水族館でシンドイーネに捕まった
ペギタンを見たときに、
話し合おうと言ったちゆを差し置いて、
ひなたがシンドイーネに掴みかかったことが、
ペギタンを助けることにつながりました。
自分の型にはまってしまい、うまくいかないことがある、
という点では三人とも似た者同士にのかもしれません。
そして彼女たちがそこからどう自分を成長させていくのか、
これから楽しみに見ていきたいと思います。

それにしてもラビリンのアドバイスを聞かなかったことを
すぐに本人に反省を伝えるのどかはえらいですね!
こういうのを素直に言うのはなかなかできないことです。
ただ、ラビリンも言っていたように、
のどかも一生懸命やっていました。
一生懸命やったことなら、間違っても、
きっと成長につながると思います。
私もいまさらですが、のどかを見習っていきたいです。。

今日分かったこと

メガビョーゲンは成長する

今回、発見までに時間がかかり、メガビョーゲンが
成長してしまったという描写がありました。
それならプリキュアが現れない外国などで
メガビョーゲンを出現させれば、むしばみ放題なのでは…
というツッコミは置いておいて、
かなり短時間でも成長してしまうようです。
そして成長したメガビョーゲンはプリキュア一人では
対抗できないくらいの強さみたいです。
何かしらの理由でプリキュアたちの到着が遅れてしまい、
成長したメガビョーゲンに苦しめられる、
という話が今後あるかもしれません。

集めました

次回放送(4月12日午前8時半)までは
TVerで無料で視聴できます。
お見逃しの方はぜひ!
→終了しました。

改めて第10話予告です。

第11話予告です。

第10話に関連してのツイートを集めました。
プリキュアの漫画版を描かれている
上北ふたごさんのツイートです。

沢泉ちゆ(キュアフォンテーヌ)役、
依田菜津さんのツイートです。

平光ひなた(キュアスパークル)役、
河野ひよりさんのツイートです。

https://twitter.com/konohiyori/status/1246589652322009088

ラビリン役、加隈亜衣さんのツイートです。

ペギタン役、武田華さんのツイートです。

https://twitter.com/takedahana/status/1246592306012028928

ニャトラン役、金田アキさんのツイートです。

ラテ役、白石晴香さんのツイートです。

https://twitter.com/shiraharu48/status/1246567379645026306

長良澄子役、小市眞琴さんのツイートです。

ダルイゼン役、田村睦心さんのツイートです。

メガビョーゲン役、後藤光祐さんのツイートです。